ようこそ、夢かふぇへ。
ねぇ、今日は、
発信している女性に向けて、
大事な話をします。
ある出来事が、
私の発信との、
向き合い方を変えました。
今も使っている事務所の住所を、以前は普通に公開していました。隠す発想すらなかった。むしろ「来てくださいね」という気持ちで、堂々と出していました。
ある日、
Facebookのメッセンジャーに、
写真が届きました。
私の事務所の外観。
送ってきたのは、フォロワーさんでした。でも、一度も会ったことがなく、やり取りもしたことのない方です。「近くまで来ました」と、写真と一緒に送られてきました。
震えました。
フォロワーさんだから、メッセンジャーは届く。でも来たことを知らせてくる。その事実が、怖かった。
あの日から、夜遅い時間は後ろを振り返りながら歩くようになりました。何年も前の話なのに、その癖だけは消えません。今も同じ事務所を使っているので、今も気をつけています。
気が引き締まった出来事でした。何も知らなかった頃に起きたからこそ、その後の発信への向き合い方が変わりました。
これ、私だけの特別な出来事ではありません。表には出てこないだけで、似たような経験をした女性は、思っているよりずっと多い。
Facebook、Substack、X、Instagram、Threads、どこでも同じです。コメント欄って、書いた本人は「ここだけの会話」だと思って書いている。でも実際は、誰でも読める場所に、あなたは今日も何か書いています。
そして面白いことに、人は投稿の本文より、コメント欄を見ているんです。プロフィールは整えられる。でもコメント欄は違う。素の反応が出る。
プロフィールより、コメント欄の方が人間性が出る。
そして今日話したいのは、もう一歩先です。読まれているのは、あなたの「居場所」そのものだから。
1|その投稿、実は住所を教えている
「楽しみにしています」 「その日空けています」 「絶対行きます」 「今日、〇〇に行ってきます」
一見、ただの相槌や近況報告です。誰も悪気なく書いている。でも読み方を変えると、そこにはこう書いてある。
「私はその日、その時間、その場所にいます」
日付が特定できて、場所が特定できて、「行きます」と書いた瞬間、あなたの未来の居場所は、もう不特定多数に公開情報として渡っています。
起業仲間から聞いた話があります。あるイベントへの参加をコメント欄に書いたところ、ほとんどやり取りをしたことのないフォロワーさんから「楽しかったですか」「実は近くに住んでいます」とメッセンジャーが届いた。
悪意があったかどうかはわかりません。でも、その一言で「自分の居場所を知られていた」という事実に気づき、それ以来リアルタイムでの場所の書き込みをやめたそうです。
私もそうでした。発信を始めた頃は「行きます」「その日空けています」と普通に書いていました。でも事務所の写真が届いてから、一切書かなくなりました。
イベントや集まりに参加した後は、翌日以降に書く。それだけのことで、今のあなたの居場所は消えます。
危ういのは、こういう一言たちです。
⚫︎「〇〇駅から近いので助かります」
→ あなたの生活圏がわかります。最寄駅が分かれば、行動範囲はかなり絞れる。
⚫︎「仕事終わりに寄ります」
→ 平日の何時頃に、あなたが移動していることがわかります。
⚫︎「子どもを預けてきました」
→ その時間、子どもがどこか別の場所にいるという情報でもあります。
⚫︎「毎週このカフェで作業しています」
→ 曜日と場所、両方揃った、一番危ない組み合わせです。
一つひとつは、なんてことない言葉です。でも積み重なると、あなたの生活リズムの地図になる。これを、悪意のある誰かが見ていないという保証は、どこにもありません。
2|なぜコメント欄が危ういのか
DMだと、送る相手を選べます。でもコメント欄は、送る相手を選べません。あなたが選んだつもりでも、実際は「公開の場に置いてきた」だけです。
しかも厄介なのは、善意で書いている人ほど、無防備になりやすいということです。主催者を応援したい。場を盛り上げたい。仲良くなりたい。その気持ちが強いほど、素直に、詳しく、リアルタイムで書いてしまう。
今、各種イベントへの参加が増えています。人と会うこと自体は、いいことだと思っています。実際に会って、話して、笑い合う時間には、画面越しでは得られない価値がある。
ただ、楽しい場に呼ばれた嬉しさで、つい書いてしまう。「今度のイベント、楽しみです」「もう申し込みました」「近くだから行きやすいです」。
一つひとつは善意です。でも、その善意を、誰が見ているか。そこまで考えて書いている人は、多くありません。
女性の先輩起業家たちから、繰り返し言われてきたことがあります。「リアルタイムで今いる場所を書いてはいけない」「書きたいなら、後日にしなさい」と。
これは、経験を積んだ女性発信者の間では、半ば常識として共有されています。でも、発信を始めたばかりの方には、誰も教えてくれない。
3|教える人がいない場所
発信のテクニックを教える人は、いくらでもいます。バズる文章の書き方。伸びるハッシュタグ。フォロワーの増やし方。
でも、安全に発信する技術を教えてくれる人は、ほとんどいません。
「フォロワーを増やす方法」は講座になります。でも「あなたの居場所を、公開の場で明かさない方法」は、誰の収益にもなりません。だから誰も、わざわざ教えない。
発信すればするほど得をする人がいる一方で、発信のリスクを引き受けるのは、いつも書いている本人です。この非対称、あまり語られませんが、覚えておいた方がいい。
特に発信を始めたばかりの方は、周りに経験を積んだ起業家がいないことも多い。口伝えで教えてもらえる環境がなければ、誰も教えてくれないまま、毎日発信し続けることになります。だからこそ、今日この記事を書きました。
これは個人的な感覚だけではありません。警視庁の統計によると、ストーカー相談件数の約8割が女性です。
2025年にはストーカー規制法が改正され、SNSを通じた監視行為も規制対象に加わりました。法律が追いかけるほど、被害が増えているということです。
怖がらせたいわけではありません。
でも、知らないまま発信する方が、もっと危険です。
4|夏は特に
女性なら、なんとなくわかると思います。夏は、気をつけなければいけない季節だということを。
開放的な空気、人が外に出る機会、各種イベントも増える時期。楽しい季節であると同時に、気持ちが緩みやすい季節でもあります。
いつも以上に、
書く前の一呼吸を、
大事にしてください。
5|今日からできること
難しいことをする必要はありません。習慣を、少しだけ変えるだけです。
① 予定は、確定してから書く 「空けています」ではなく、終わった後に「行ってきました」。未来形を過去形に変えるだけで、今のあなたの居場所は消えます。
② 場所が特定できる固有名詞は、リアルタイムでは書かない 書きたいなら、後日にする。今この瞬間、あなたがそこにいるという情報だけは残さない。
③「毎週」「いつも」を書かない 定点観測できる情報が、一番危険です。曜日や頻度が分かると、次にあなたがそこにいるタイミングまで予測されます。
④ 子どもや家族の予定は、なおさら書かない 子どもは、自分で発信のリスクを判断できません。あなたの投稿が、代わりにその子の居場所を晒していることがあります。
⑤ コメントする前に、一度だけ読み返す 「これ、知らない誰かが読んでも大丈夫かな」。この一呼吸だけで、防げることはたくさんあります。
おわりに
あなたの言葉は、あなたが思っているより、多くの人に読まれています。
だから今日からひとつだけ。
書く前に、一呼吸。
「これ、誰が読んでも大丈夫かな」
その一呼吸が、
あなたと、あなたの大切な人を守ります。
📚参考文献
各データは毎年更新されています。
最新情報は各機関サイトでご確認ください。
あなたご自身と、
大切なご家族を守るための情報です。
ここまでお読みくださり、
ありがとうございました。
また、ここ夢かふぇでお会いしましょう☕️💐
☕️ 夢かふぇ
ここは、Substack「夢かふぇ」。
人生、仕事、発信、人とのつながり。
日々を生きる中で感じたことや、経験から学んだことを、コーヒーを飲みながら語り合うように綴っています。
この先は、歴史、政治、経済、世界の流れについても、少しずつ深く綴っていきます。
出来事を追うだけではなく、その背景にある歴史や、人が動く理由、そしてこれから私たちの暮らしや仕事に何が起きるのか。
私がニュースや社会の動きを、
どんな視点で見ているのか。
一般メディアでは大きく語られない視点も含めて、夢かふぇのカウンターで語りかけるように、お届けしていきます。
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白石孝子|たーちゃん
Takako Shiraishi
#18




孝子さん、こんばんは。
私も場所を離れてから、過去形で書くようにしています。
ただ子どもの安全も考えないといけないんだと再認識しました。
よりいっそう、注意していきたいですね。
僕ですら、自宅で撮った写真の位置情報とかは気にしますね。どこに何を投稿、コメントしてるかを意識するの大切ですね!